主に、アルミ合金メッキ鉄線を材料とし、箱型のかごを編み、内部に玉石、割石などを中詰めして河川工事等に使用。
すべての部材を連結することにより、一体構造物となり、恒久護岸となる。現在、蓋網部は、人が滑らない粗面材(マグネシウム合金)を使用する事が多い。
特徴
多自然性
玉石や栗石の自然石を使用するため、
①自然景観の形成が図れます。
②藻や水草が繁茂し魚類の成育を助けます。
③地下水の涵養と水質の浄化が図れます。
自然に優しい川づくりができます。
屈撓性
柔軟性に富んだ金網構造のため、洗掘等の地盤変化に対して容易に追従できます。
耐久性
耐久性に優れた溶融亜鉛-10%アルミニウム合金メッキ鉄線を使用しているため、本格護岸として長期の耐久性が期待できます。
安定性
連続した一体構造となるため、流水に対して安定した護岸が形成できます。
透水性
透水性の優れているため、堤体内の水抜きが容易にできます。
施工性
詰め石作業が機械化できるため、工期の短縮が図れます。
経済性
パネル化した金網を工場で組立てて出荷するため、現場での作業が簡単にでき、省力化が図れます。